絵本のご紹介

きょうは、
なおくんにとって とくべつなひ。

なおくんがであってきた
いろんなものが なおくんに
つたえたいことがあるって、やってきました。

いつもはおしゃべりしないけど
きょうだけいは なおくんと
おはなしがしたいみたいです。

おつぎは、なおくんが
あかちゃんのころにつかっていたもの。

「おぼえてる？なおくん。
ボクたちは いつもきみといっしょにいたよ。
なおくんは たくさんないて
たくさんわらっていたね。
そんななおくんも
もう５さいになったんだね。
またいつかあそんでね！
いっぱいつかってくれて、ありがとう」

こんどはかわいいこがやってきました。

「やさしく めをあわせてくれた。
かわいいと おもってもらえた。
それだけでしあわせ。
ありがとね、なおくん。
どこかでまた あえるかな。
あえるといいいな。
そのときがくるのを、たのしみにしているよ」

おや、いろどりがきれいですね。
とれたてしんせん、
とってもおいしそうな、たべものたち。

「いつもおいしそうに たべてくれて
ありがとうございます。
なおくんの
からだのエネルギーになって
なおくんが
おおきくなってくれたら、うれしいです。

こんどのかたは
とうめいでみえない、くうきさんです。

「おきているときも、ねんているときも
すいこんでくれて、ありがとね。
いつも なおくんのもとへ
きれいなくうきと、しぜんのよいかおりを
とどけられますように…。」

おそらにうかぶ
おふたかたまで きれくれましたよ。
たいようさんと、おつきさんです。

「ときどきみあげてくれて、ありがとう。
すこし はなれたところからだけど
ぬくもりを とどけられるように
くらいよるのみちに まよわないように
いつもなおくんを

みまもっているよ」

こんどは、めにみめないほど ちいさなせかいから。

「ぼくたちは
なおくんのからだの
さいぼうだよ。
いつもえいようをくれるから

げんきにはたらけるんだ。ありがとう！
けがやびょうきのときは
いっしょに たたかうからね！」

なおくんのからだは、
たくさんの ちいさな さいぼうで
できているんですね。

いつかどこかでみかけたひとたち。
しょうへいくんや、ゆうきくんや、さきちゃんも
きてくれましたよ。

「いろんなひとがいるね。
おなじひとは ひとりもいないし
なおくんとおなじひとも
どこにもいないよ。
なおくんでいてくれて
ありがとう」